
(2) その他 米国より、406MHzEPIRBの登録をしていない船主が多いので、各国に対し、登録を確実に行うよう指導してほしいとの要請があった。これに対し、豪州からも、特に船主が変わったときなどにも変更届けがなく、そのままの場合が多いとの指摘があった。 議題5−国際機関との関係 豪州が、ヨーロッパ各国は、IMO等に何か提案する前に必ず非公式に意見や情報を交換している事実を指摘。アジア太平洋地域においても同じように事前協議の場があった方がよいので、本フォーラムをそのような場にしてはどうかと提案。IMO等に何か提案する際に一国が単独で提案するよりも、“Submitted by A,B,C,D and E”とする方が意見は通りやすくなると述べた。 各国、おおむね豪州提案に合意し、本フォーラムと関係が深いと思われるIMO(国際海事機関)、IALA(国際航路標識協会)、IHO(国際水路機関)に対し、レターを送付し、本フォーラムが設置されたことを通知することとなった。なお、レターは今回のホスト国である豪州が作成し送付することで合意。 また、当方より、国際機関の中には、IHOの東アジア水路委員会のように、すでに国際機関の中に地域的なフォーラムが存在している場合もあるので注意する必要がある旨発言しおいた。 NZより、ITF(International Transport Workers Federation)やICS(International Chamber of Shipping)にも通知してはどうかとの提案があったが、あまり関連がないとの観点から、これらの機関には通知は行わないこととなった。 議題6−第2回会合開連 第2回会合は、1997年秋頃に日本で開催することに決定。ただし、NZ等より、同時期にIMO総会があることが指摘され、少なくともIMO総会の40日前程度までに開催してほしい旨発言があった。 第2回会合の議長は、日本の海上保安庁の代表とすることが全会一致で決定された。 議題7−その他 最後に本フォーラムをアジア太平洋地域の海上保安主管庁間の協力を促進し、特に運用上の諸問題を議論するために設置すると定めた決議とコミュニケを採択し、第1
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